365日のシンプルライフを観て【ネタバレあり】

評価★★★☆☆
2013年 ドキュメンタリー・コメディ
1時間23分 フィンランド
監督・脚本・主演: ペトリ・ルーッカイネン

1年間、全ての持ち物を倉庫に預け、1日に1つずつ必要なものを選んでゆく生活を送る青年の姿を追ったフィンランド映画

ドキュメンタリーに分類されていたが、監督・主演・脚本の全てを手がけたペトリさんの実話をベースにしたドラマのようだ。

倉庫に全てのものを預けて、全裸の状態からスタートするという所から、徹底しており、何をどんな順番で持ち出すのかな?と、序盤はとても興味深く見られた。

しかし、途中から恋愛の話になったり、やや期待から外れたストーリー展開となり、退屈に感じた。

ただ、このような実験を通して、主人公が学んだことは、示唆に富んでおり、観る価値があると思う。
例えば、「本当に必要なものは大して多くはないこと」や、祖母に教えられた「人生は物でできているのではない」など。

たまたま今日見つけたホリエモンの記事とシンクロしており、所有することについて、改めて考えさせられた。

家も車も買いまくってたけど…ライブドア事件ですべてを失った堀江貴文が語る「所有欲の正体」

https://news.yahoo.co.jp/articles/b0fff8907aa2b53e3014487c687e186f5c860d4b